酵素ダイエットって飲んだら痩せる?と期待してしまいますよね。
酵素にはどんな効果や効能があるのかを知るとダイエットに繋がる理由も理解できますよ。
また、手作りで酵素ドリンクを作ればお好みの甘さにできますし経済的です。
ここでは簡単に作る酵素ドリンクをご紹介しますよ。
【もくじ】
酵素の効果や効能って何なの?
「酵素」は栄養素の一種と誤解している方もいるようですね。
栄養素ではなく体の中で作られるタンパク質の一種で生命活動のあらゆる化学反応を仲介する(触媒)の働きを担っているものなのです。
人間は体内で起きる化学反応によって各部位が働きます。
その化学反応が起きるのは触媒(仲介)として酵素が働いているのです。
酵素のお陰で想像もつかないダイナミックな化学反応が私たちの体内で休むことなく起きているのですよ、驚きですね。
【参考:わかりやすい酵素のお話】
★体内で働く酵素はどのように作られる?
口から入った食物は分解され栄養素として腸から吸収されます。
吸収された栄養素は体内の各細胞に行き、この栄養素を材料として細胞の中で「酵素」が作られます。
心臓には心臓の働きに適した「酵素」が、筋肉には筋肉の働きを触媒するための「酵素」が作られています。
それぞれの場所で違う種類の「酵素」が作られて、その種類は数千から数万種類にもなっています。
酵素の働きはある栄養素から新しい成分を作り出したり、又は食べたものを消化したりと体の場所や動きによって異なります。
酵素は私たちの食べた物からできるのですから、バランスのとれた食物を摂取することが大切だといえますね。
酵素ドリンクを手作りで素材にもこだわって作ればバランスのとれた食生活の味方になってくれるはずです。
★酵素ドリンクの材料で効果の違いがある?
市販の酵素ドリンクでは多いものだと100種類以上の果物や野菜などが含まれています。
多種多様な素材からの栄養素、自作ドリンクではこれほど豊富に材料を集めることは不可能ですね。
初めは無理せず1~5種類くらいの材料で試しましょう。
たとえば雪解けの後に芽吹く山菜を頂くと何だか元気になることってありませんか?
畑のとれたて野菜にも同じような力が有ることを経験することもありますね。
酵素ドリンクにも山菜や野草を入れて手作りすればいっそう元気になれるかもしれません。
お住まいの近くで気軽に入手できる方には是非試していただきたいですね。
通販などで産地直送でこだわりの無農薬の野菜や果物を入手することもできますから、まずは気軽に始めましょう。
★【参考】市販の野草酵素の紹介です。
野草のパワーに満ち溢れた野草原液「酵素八十八選」は古来製法に基づき今も変わらず陶製かめで発酵熟成。
88種類の酵素原料のうち野草は60種類使用。
一般的な酵素飲料は発酵時に酵母菌(乳酸菌)をメインに発酵させるところこだわって「麹菌」も使って発酵させているので酵素活性が促進。
発酵・熟成期間は1~1年半。
酵素ドリンクを手作りしても効果はある?
酵素ドリンク」を飲むダイエット記事の多くは市販の酵素ドリンクのおすすめがほとんど。
多くの記事を読み進めていくうちに「実際に作って飲んで痩せた人なんていない?」とあきらめかけました。
でもですね、ようやく見つけましたよ!
実際に自分で酵素ドリンクを作っていて、しかも、材料の調達から始める「野草酵素ドリンク」を教室で教えておいでです。
野草採取は知識が無いとできませんね。
だれにでもできることではありませんが、チャレンジするきっかけになりそうですよ。
★効果
・手作り酵素ドリンクを飲んでいると空腹感が少なく、無理なく食事量を調節できます。
・手作り酵素ドリンクに含まれるビタミン、ミネラルが体内の酵素を活性化し代謝が上がります。
・手作り酵素ドリンクを飲むことで、腸が元気に。
腸が元気になると消化、吸収、排泄のトラブルが無くなり痩せやすくなります。
★口コミ
手作り酵素ドリンクを飲んで何が変わったか口コミからの声です。
市販の酵素ドリンクと同じような感想ですから、手作りでも十分効果が有るといえますね。
・嬉しいことに痩せました。
・毎日のお通じが自然に。
・アレルギー性鼻炎・花粉症が軽くなりました。
・お酒を飲む前後に飲むと二日酔いしないようになりました。
・疲れを感じにくくなりました。
・体温が上がったようです。
・肌が以前と比較してきれいになってきました。
※手作り酵素ドリンクはダイエットをサポートするもので、飲むやせ薬ではないということは理解しなければいけませんね。
酵素ドリンクの簡単レシピも!
酵素ドリンクの簡単な作り方のご紹介です。
酵素ドリンクは材料に白砂糖を加えて発酵させたものを濾して作ります。
発酵させるために砂糖を使うことから、体に良くないのでは?と思われるかもしれません。
でも、大丈夫!
ちゃんと砂糖の働きをご説明しましょう。
★なぜ白砂糖を使うのでしょうか。
酵素ドリンクは「浸透圧現象」を利用して酵素と栄養がぎっしり詰まったエキスを抽出したものを発酵させて作ります。
この「浸透圧現象」をおこすための材料が白砂糖です。
精製していない砂糖では甜菜糖自身に含まれる栄養素が邪魔になり、他の植物の栄養を引き出せません。
使用した白砂糖の一部はエキスの中に溶け残ります。
発酵の間に果糖とブドウ糖に変化します。
※植物細胞壁をはさんで濃度が薄い方から濃い方へと、中の水分や栄養素が移動することを浸透圧といい、この移動する現象が「浸透圧現象」です。
★酵素ドリンクの作り方
材料は好みで準備すれば結構ですので、まずはどの材料でも共通の手順をご説明します。
【容器の準備】
・ガラスかプラスチック容器(透明なもの)
発酵が進むと泡が出たり色が変わったりと変化が起こるので、透明な容器が観察には都合がよいのです。
発酵途中で手を入れて中の材料をかき混ぜるので、手が入るサイズの物。
【材料の分量】
材料は野菜と果物と砂糖です。
野菜+果物を1とすると砂糖は 1.1の割合です。
1対1.1の割合で材料を用意します。
【作り方】
①材料はきれいに洗います。
いろいろな野菜や果物で作れますが皮付きのまま使用するものと皮をむく場合とあります。
※野菜や果物のへたの部分には雑菌が付いています。
へたはとって特にていねいに洗うようにします。
②材料をザク切りで5cmくらいの大きさに切ります。
③保存容器の底に砂糖を薄く敷きます。
次に少しずつ野菜果物砂糖を交互に入れていきます。
一番上の表面は材料の上を砂糖でカバーするようにします。
④密閉させず、空気が通る状態で容器の口をカバーします。
ガーゼで口を覆い紐で縛るか、または蓋を密閉しないようにずらしておくようにします。
⑤発酵を促すには基本的に35℃程の温度を保つのが最適。
発酵期間は季節や状態にもよりますが約10~20日ほど。
直射日光が当たらない所で保管。
冬は保温バックに入れるとか工夫をして発酵しやすくします。
⑥その間、1日に1回は手を入れてかきまぜます。
※発酵が進むと材料が浮いて泡が目立ってきます。
※発酵が終わるころは液体が多くなりますがまだ泡は残っていることもあります。
⑦発酵がほぼ終わったら絞らずにザルや布巾でシロップ部分だけをおとして具を濾しますが押し付けず、自然にシロップが落ちるのを待ちます。
⑧小瓶に分けふたはゆるくしめて冷蔵庫保存します。
⑨水や炭酸水で4~5倍に薄めて飲みます。
♪赤紫蘇酵素ジュース♪
【材料】
・赤紫蘇300g
・グレープフルーツ2個
・上白糖940g(材料の重さの1.1倍)
【作り方】
①使う道具は綺麗に洗います。
②赤紫蘇は洗って水をしっかり切ります。
③グレープフルーツは皮をむいて1~2cm位の角切りに、洗った赤紫蘇はざく切りにします。
④保存容器に白砂糖と切った材料を交互に入れますが4~5回位に分けるとよいでしょう。
⑤材料が全部入ったら流水で綺麗に洗った素手で、底から全体をしっかり混ぜます。
素手で混ぜることで肌の常在菌を混ぜ込みます。
⑥容器のふたはゆるく閉めるか、またはふたの代わりに清潔な布巾やキッチンペーパーなどをかぶせ、冷暗所で保存。
⑦完成まで一日1回素手でよく混ぜます。
1週間~1ヶ月位で完成しますが室温によって前後します。
⑧出来上がった酵素液をザルなどで濾します。
絞ると不純物が混ざるので自然と落ちるのを待ちます。
⑨消毒した瓶などに移して冷蔵庫で保存。
⑩濾した後も発酵は進むので密閉せずに、蓋はゆるめに閉めてください。
♪ミニトマト酵素ドリンク♪
【材料】
・ミニトマト450g
・砂糖500g
・糀10g
【作り方】
①ミニトマトを洗い水けを拭き半分にカット。
②砂糖、ミニトマトを順に入れ砂糖、米糀を入れかるくふたをします。
③2日目、1日2回ほどかき混ぜます。
④7日目、じっくり濾しますが雑味が出るので搾りません。
⑤小さな容器に小分けし、蓋はゆるくしめ冷蔵庫で保存します。
まとめ
酵素ドリンクは自分で好みの材料で作れば飲みやすいものが作れますね。
ダイエットと健康維持の両方に効果があるのですから、長く続けたいですね。
食事の置き換えが無理なくできるよう、美味しい味の酵素ドリンクが必要になります。
忙しい毎日の中で手作りを続けられるか、これがポイントになるでしょう。
無理の無い範囲で是非、続けられますよう応援しています!