以前にはカーネーションを贈るものとされていた母の日のプレゼント。
今では何を選んで贈っても大丈夫。
それだけに、何を贈れば喜んでもらえるか、選ぶのに悩みますね。
お母さんがもらって嬉しいプレゼントは何か、プレゼントを渡すタイミングをも考えて、最高に喜んでいただける母の日にしましょうね。
【もくじ】
母の日プレゼント お花以外のランキング!
毎年贈る母の日プレゼントですがお母さんが喜ぶプレゼントとはどんな物なのでしょうか。
人それぞれ好みが違うとはいえ、参考になるような情報を探してみましょう。
■「楽天市場」のアンケート調査結果です。
「母の日、お母さんが本当にもらいたいギフトって?」調査対象:20~60代の母親500人
50代、60代のお母さんたちの回答結果です。
1位:一緒に外食
2位:一緒に旅行やお出かけ
3位:洋服、ファッション小物
お母さんたちは家族と一緒に食事をしたり、旅行に行ったりするのが嬉しい、つまりは家族一緒に過ごす事を一番望んでいるのですね。
これは日常の食事の支度から母の日には解放されたいということでしょう。
外食することで家事から解放されるだけではなく、きっとお母さんなりのお洒落をして家族と出かけるウキウキ気分を味わうことが何よりも楽しいのでしょう。
子供にすれば忙しい毎日の予定をやりくりして外食する時間を作るなんて、面倒な事かもしれません。
でも親が元気だからこそ出かけられるのですから、お母さんの願いをかなえてあげてくださいね。
別のアンケート結果もご紹介しましょう。
■「花以外のプレゼントで嬉しいと思うモノ」ランキング
1位:一緒に過ごす時間
2位:メッセージカードや手紙(=感謝の気持ち)
3位:その他のプレゼント
やはりこちらのアンケートからもわかることとしてお母さんたちは「家族一緒にゆっくりしたい」ことが希望のようですね。
母の日に期待することは花やスイーツといったプレゼントよりも「いつも御苦労さま!」という感謝の気持ちを伝えることの方が上位にきています。
■母の日に「してもらいたいお手伝い」ランキング
1位:食事の用意 61%
2位:家の掃除 23%
3位:買い物 8%
4位:洗濯 1%
半数以上のお母さんたちが食事の用意から解放されたいと希望していますね。
母の日にはお母さんたちが家事から解放される快適な一日をプレゼントする方が喜ばれるようですね。
注目は4位の洗濯の数字!
洗濯はもはや家事労働としては軽作業としての分類となっているのでしょう。
家事労働の中では食事の支度が最も負担感が大きいことがうかがわれますね。
今年からは母の日限定ではなく時々はお母さんに代わって食事の支度をプレゼント!なんていうビックプレゼントもいいかもしれませんね。
母の日プレゼント もらって嬉しいものはコレ!
子供のころに「お手伝い券」や「肩たたき券」を贈ってお母さんに喜んでもらった経験、有りませんか?
せっかくのプレゼントです。
お母さんが欲しいと思っているものを贈って喜んでもらいたいものですね。
でもお母さんが本当に欲しいと思っている物は?・・・悩みますね!
ここはアンケートの結果を参考にして考えてみましょう。
■Yahoo!ショッピングが「母の日に欲しいと思っているものは何なのか?」を3,000人のお母さんに聞きました。
1位:花
2位:スイーツ
3位:ファッション
4位:コスメ
5位:雑貨
6位:家事お助け
7位:美容家電
8位:キッチン家電
9位:健康食品
10位:グルメ
11位:お酒
12位:ドリンク
■あるリサーチではファッショングッズ限定で質問しています。
「母の日にもらうとうれしいファッショングッズはどれですか?」
1位:アクセサリーなどの装飾品 30%
2位:バック、財布 30%
3位:洋服などの衣料 19%
4位:美容効果の高い化粧品 15%
5位:その他 6%
どのプレゼントも高価格の品物。
価格から考えると旦那さまからのプレゼントとして想定しているのかもしれませんね。
社会人となった子供からのプレゼントとしては装飾品はお財布にかなり痛い・・・。
「美容効果の高い化粧品」・・・どうやって探すのでしょう、超難問!
リサーチの対象者の抽出によっても答えがかなり違ってくるのでしょう。
■プレゼントの基本に戻って考えてみましょう。
「相手に喜んでいただく」プレゼント選びの心得は?
【黒太文字】「相手の事を良く知ること」【黒太文字】でしょう。
お母さんの普段からの様子をよく観察することが大切なのですね。
お母さんと普段からコミュニケーションがとれていれば、何気ない会話からヒントをつかめるはず。
そうして選んだプレゼントであれば、プレゼントを手にした瞬間「覚えてくれていたの!」と、大きな感動がお母さんの心に湧きあがります。
母親って、どんな小さなことでも子供が「母を理解してくれている」ということが何より嬉しいものなのです。
いかがですか、今からでも遅くはありません。
お母さんとの時間を大切にしながら寄り添ってみてはいかがでしょう。
気持ちがこもったプレゼントが何より喜んでもらえるプレゼントなのです。
母の日プレゼント いつ渡すのが一番嬉しい?
母の日のお祝いでしたら、渡すのは当日又は直前の数日前はOKでしょう。
子供だって社会人であれば、母の日その日に出張なんてこともあります。
それでも母の日を過ぎてしまってはマズイので、せめてメールで感謝の言葉を当日中に送りたいものですね。
■母の日を過ぎてしまってはなぜマズイ?
実はお母さんにとって対外的な理由が有るようですよ。
とにかく子供からプレゼントをもらうと嬉しいので、周囲に報告したくなるようです。
端的にいえば「こんなものもらったのよ」と自慢する機会でもあるのです。
「じゃあ、いつだって構わないのでは?」とお嫁さんから聞こえてきそうですね。
お母さんの友達から先に母の日プレゼントの報告電話をかけてきたらどうでしょう?
お母さんはまだ、何も手元にプレゼントが届いていないので友達の話を聞くだけ。
お母さんが自慢できる機会は消えてしまうのです。
■時間帯的にはいつが良いとこだわる人も!
ネットで相談されていたのですが、時間帯までこだわる同居の実のお母さんから怒られた方がいました。
「同居する母にプレゼントを夕方手渡したら『そういうものは、朝一番に渡すものだ』と激怒されてしまいました。
「 実の母ですが初めて聞きました。」
「 常識的にそういうものなのでしょうか?」
「お祝い事は午前中に」という風習もあるにはあるのですが、これとは少し違うような・・・。
お母さんに子供が振り回されているようにも見えますね。
昔の日本の生活様式での風習の中には現在の生活環境では受け入れられないような内容のものが多々あります。
午前中に人様の家に伺うなんて、前もって承諾を受けていなければ迷惑この上ありません。
この場合は同居ですから、いつでも構わないと考えるのが一般的でしょう。
けれど母の日の感謝やお祝いの特別な食卓を考えているのならば、その席上で渡すのが自然でしょう。
特に予定が無ければ、お母さんがくつろいでいる時に渡すのも自然ですね。
さて、激怒したお母さんは?・・・どう理解すればよいのやら。
せっかくのプレゼントですから「ありがとう」と笑顔で受け取っていただきたいものですね。
まとめ
母の日は感謝の気持ちを伝えることを第一として、プレゼントは副次的なものといえるでしょう。
とはいえ母が喜ぶ顔を見たくてプレゼントをあれこれ考える訳です。
アンケートなどを調べていて気が付いたのは、「現金が欲しい」お母さんがいなかったことです。
これからも見えてくるのは「思う気持ち」を大切に感じているからですね。
「お母さんがいつもこうだから、こういうものを贈ってあげたい」という優しい心。
これこそが「母の日の心」なのでしょう。