喪中での年越しの過ごし方のオススメ!年越しそばや旅行はダメなの?

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身内の方を亡くして迎える年末年始は、本当に寂しいものです。

とはいえ、年末年始は、まとまって休める貴重なとき。

喪中といっても、例年のように旅行にも行きたいし、カウントダウンパーティーでみんなと盛り上がって新年を迎えたいけれど、全てだめなのでしょうか。

そこで、年越しそばは食べてもいいかなどの疑問と、喪中での年越しの過ごし方を確認していきましょう。

【もくじ】

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喪中での年越しの過ごし方のオススメ!

喪中期間の年越しは、例年とは違い、「お祝い事は遠慮させていただきます・・」ということになりますね。

いつもの年には、しめ飾りなどの正月飾りをながめて「お正月だワ~」気分に、まったりと、ひたっていました・・・。

今年は、気持ち的には亡くなった方を偲んで、家で静かに過ごすべきかと思うのですが、喪中でも許される事は無いのでしょうか。

せっかくの連休なのですから、喪中であっても、まとまった時間を活かした過ごし方を探してみましょう。

    亡くなった方を偲んで

  • 持ち物整理・・・亡くなった方のアルバム、本などはそのまま残しておきがちなものです。

    これらの整理はいつか、誰かがやらなくてはなりませんから、時間のある今がチャンスでしょう?

    家族そろって

  • お墓参り・・・寂しい思いは亡くなった方も同じなので、お花を持ってお参りに行きましょう。
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  • 国内ホテル、旅館に滞在・・・喪中は年賀の挨拶まわりの客も来る事はありませんから、家族みんなで静養に出かけてもよいのでは?
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  • 家での寝正月・・・DVDや本等を用意して、まったり、ゴロゴロ家で過ごしても、まったく罪悪感を持たずに済みますよ。
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テラスハウス

喪中に年越しそばは食べてもいい?

年越しそばは、おせち料理のような、お祝い事の食べ物ではないと言われています。

そばの細く長い形からは長寿を、長さに切る=厄を切り捨てる、とされています。

この言葉と意味をかけて、それぞれを願いながらいただくものなので、喪中でも食べることができるのです。

けれど、地方によって事情は違うので注意が必要です。

特に関西では、喪中の人は年越しそばやおせち料理を食べずに、普段通りの食事で年末年始を過ごす家庭も多いとか。

そうして厳しくしきたりを守る一方で、「普段のそば」として、年末年始におそばをいただいても、問題ないそうです。

年末年始の行事としていただくのはだめで、日常の食事としていただくのは構わないということなのですね。

美味しいおそばを求める人で混みあう、東京の老舗そば店の大晦日風景は、毎年のように、テレビのニュースで流れます。

喪中でも食べてよいと聞き、ほっとするのは関東人ばかりなのでしょうか。

そういえば、「江戸のそば食い」という言葉をどこかで聞いたような気が・・・。


喪中での年末年始に旅行とか行ったらダメ?

亡くなった方の手続きや、いろいろな後片付けも一通り終わると、これまでの張りつめていた家の空気も、少し緩むかもしれません。

その頃になれば、もう、家を留守にしてもよいと、同居の家族の方の了解も得られるかもしれませんね。

家族の了承がもらえて、同行する方からも快く賛成してもらえれば、喪中の旅行も問題無いと考えるとよいでしょう。

喪中での旅行を、自分や自分の家族は気にしなくても、周囲が気にする事も有ります。

干渉してくるウルサイ親戚はいませんか?

昔のような「ケガレ」にこだわっていては、社会人としての生活は窮屈になってしまいます。

(※ケガレとは?こちらの記事を参考にしてくださいね。→コチラの記事

でも、ここで注意しなければいけないのが、地方色と家のしきたり。

こればかりは、その家、地方の限定版の常識といえますから、家族に相談するほうが無難でしょう。

大晦日のカウントダウン、今年も行きたいですよね。

カウントダウンの花火やライティングを見て、思わず亡くなられた方を思い出してしまうかもしれません。

このように、故人を思いだすことも「供養」の一つとなりますね。

どこにいても、何を見ても、亡くなった方を偲ぶことにつながってしまいがちな喪中。

カウントダウンのお祭り騒ぎの中にいても、涙が浮かんでしまうこともあるかもしれませんね。

身内を亡くした方は、心のどこかに寂しさを抱えているものですから。

しんみりしがちなあなたを受け入れてくれるような友人と一緒のカウントダウンは、きっと思い出に残るものになるでしょう。

まとめ

喪中の過ごし方は必ずしも「○○をしてはいけない」という縛りではないことをお伝えしてきました。

遺族の心が癒されるのにも時間が必要ですね。

元々の意味合いとは離れますが、喪中は、心静かに故人を偲ぶ期間と捉えることもできますね。

日常生活の中で、羽目をはずすようなことは控え、喪中期間の行いに気を配るという心がけでお過ごしください。

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